スノーボードのブーツのインナーの紐が切れたので自分で修理と修繕してみた

インナーブーツ


 

先日、

ようやくスノーボード一式を軽くメンテしてから収納しましたゆっぴーです。

 

今年のスノーボードのシーズン途中にバートンのインナーブーツの紐が切れてしまったので自分で修理してみました!

※メーカーの無料保証期間内であれば、そちらで修理してもらいましょう!

 

今回修理修繕したブーツは

バートン(13/14年)MOTO ASIAN FITです。

 

「切れた紐」以外は

まだ十分綺麗で使える状態だったので新しく買うのももったいない!

 

しかも購入して、滑走日数が12回前後

で紐が切れてしまったので(滑走日数10日以前で、すでに紐がかなり損傷していて何時完全にダメになるかと思いながら騙しだまし使っていました)

 

 

「こんな頻繁に、紐が切れるたびに買いなおしていられるか!」

と思い自分で直してみることにしました!

 

特別難しい作業はないので誰でもできると思います。

 

ちなみに

これが修理修繕した後の写真です。

 

インナーブーツ

 

 

修理に必要な道具が2つあります。

  • 釣り糸
  • 髪留めのピン

他の物でも代用できると思いますが私はこの2つを使用しました。

 

 

修理の流れはこんな感じになります。

 

1.紐の長さを測って手芸店などで似た紐を購入

2.ブーツに紐を通して赤いストッパーに紐を通す

3.ストッパーに通した紐を「取っ手」の部品に通して縛る

 

では

順番に説明していきます。

 

1.紐の長さを測って手芸店などで似た紐を購入

 

インナーブーツの紐の長さを測って手芸店などで似た紐を購入します。

※片方のブーツは見本(紐の通し方などの)として元の状態で置いておきながら作業をすると良いでしょう。

 

 

私のブーツの紐の長さは130cm位だったので

少し余裕をもって135cm位で2本紐を用意しました。

長い分には後でいくらでも調整が効くので

やや長めに用意しましょう。

 

手芸店などへブーツの紐を実際に持って行き、

ブーツの紐と見比べながら

似た紐を探す方が間違いないです!

(私は紐の太さを測って、同じ太さの紐をホームセンターで買っきて、赤いストッパーに通したら、紐が細すぎてストッパーが上手く止まらずに使い物にならずに失敗しました(笑))

 

インナーブーツひも20170517

 

上が純正品で、下が手芸店で購入した紐です。(追記:ラミネートコードの2mmです。これで私はピッタリでした。2021年の初滑りで左足の紐が切れたので同じように直しました。自分で紐を買って修理して4シーズンで2,30回位は滑りに行ったので良くもってくれましたね十分すぎる位w)

 

紐の値段は

手芸店で300cm買って300円位だったかな?(追記:2021年12月に左足の紐が同じように切れたので買い換えて1㎝10円で140円(税込み)で買えました。安いw、、、100均にも似たような紐売ってたけど300㎝?だったかな使えるのかな??太さは書いてなかったけど)

 

2.ブーツに紐を通して赤いストッパーに紐を通す

 

新しい紐を通していく前に確認して欲しいことがあります。

それは

紐を通す「この部分」です。

 

インナーブーツひも20

 

私のインナーブーツは、この紐を通す部位が

かなり損傷していて切れかかっている箇所が2,3か所あったので

布を縫い充て簡単な補修をしました。

こんなかんじに補修しました・・(修繕前の写真が無くて申し訳ないです)

 

インナーブーツひも202017032

 

 

特に問題がなければ紐を一番上まで通していきましょう。

紐を一番上まで通したら赤いストッパーに紐を通していきます。

この部分ですね・・

 

インナーブーツ

 

※赤いストッパーは一応裏表があるので気をつけましょう!(裏でも問題ないようには見えますが)

 

下の穴から紐を通していくのですが

そのままだと穴が小さくて紐が通らないので

私は、

紐の先に釣り糸を縛りつけて穴に通しました。

こんなかんじ・・

 

インナーブーツひも2017

 

この写真のように紐の先に釣り糸を縛り付け

最初に釣り糸を穴に通してから

紐を引っ張り上げるかんじですね。(追記:2021/12/,,糸が太すぎると通すのに邪魔になって失敗したので注意、釣り糸が太いと縛るのもしっかり縛りずらいです)

 

この時釣り糸がストッパーの穴にちゃんと通っている

しっかり確認しましょう!(もう片足を見本にしながら進めましょう)

 

インナーブーツひも20172

追記:2021/12/,,上の写真の所の釣り糸を通した中を覗き込むようにして釣り糸が、ちゃんと穴の中を通って出ているか確認すること

追記:2021/12/,,釣り糸を赤いストッパーに通すときは1度に全部通そうとせず1か所ずつ確実に通していくこと、、その方が格段に通しやすい

 

左右の紐を通し終えたら

ストッパーがちゃんと機能するか確認しましょう。

ストッパーを絞めた時に、紐が緩まず固定されればOKです!

 

3.ストッパーに通した紐を「取っ手」の部品に通して縛る

 

ストッパーに紐を通し終えたら、次は

この「取っ手」の部品に紐を通していきます。

 

インナーブーツひも201722017

 

※この「取っ手」は一応向きがあるので逆にならないように気をつけましょう!(逆だと耐久性が下がる危険がありそうです)

 

この「取っ手」に紐を通すのに私は

髪を留めるピンを使いました。(ピンでなくても代用できる物なら何でもOK)

どこにでもある髪留めピンです・・

 

ピン

 

ピンに紐をこのように通してから

 

ピン46

 

ピンと一緒に「取っ手」の穴に通していきます。

ピンを通したら紐と一緒に引っ張り出せばOKです。

 

左右から紐を通して・・

通した紐同士を縛れば完成です!

 

ただし・・私のように「こま結び」で縛るとどうしても結び目が緩んできてしまうので、

緩まない、もしくは緩みにくい縛り方で縛る方がおすすめです。

 

私のように「こま結び」でも

紐を多めに余らせて縛れば多少緩んでも問題ないので

ほとんど問題なく使用できています。

(私は万が一、結び目が抜けてしまっても良いように必ずピンを持って行くようにしています)

 

 

ひも修理後の

履き心地や足の固定なども問題なく快適です。

 

新しい紐の耐久度も心配でしたが

現在、修理後の滑走日数が5日になりますが、今のところ紐に目立った損傷は無く

かなり良好です!

今のところ購入時の紐よりも耐久性高いんじゃないか?と感じるほどです(笑)

手芸品で適当に買ってきた紐にもかかわらずです!笑

 

ほんとどうなってるの!?って感じですが・・

紐を簡単に交換できることがわかったので

滑走日数10日前後=>紐が切れる=>買い替え

という「馬鹿げたスパイラル」は避けられました。

 

 

私は今のところ何の問題もなく快適に使用できていますが、

あくまでも自己責任でお願いしますね!

 

 

まとめ

一時は買い替えも検討しましたが

バートンの安いモデルでも1万5000円~2万位しますからね。

紐の代金300円位で特別難しい作業もなく自分で紐交換できることが分かってよかったです。

 

ブーツ自体は十分使えるのに紐が切れただけで買い替えるというのは

すごく無駄で勿体ないことなので、

同じような症状でお悩みの方は是非参考にしてみてください。

 

一緒に安全で楽しいスノーボードライフを送りましょう!